【ある会社の相談事例から】
① Q社長:「就業規則って一体なに?」
社労士:「会社で従業員を雇う時に、個人個人と働く条件について契約をしますが、従業員全体と
しての働く上での条件を取り決めるものの1つです。」
② Q社長:「うちの会社は社員13人なんだけど作らないといけないの?あっそうそう、パートも
その人数に入るの?」
社労士:「常態として従業員がパートも含めて10人以上だと、会社に作成して労働基準監督署へ
の届出が義務づけられています。また10人未満の従業員の会社であっても会社のルール
を作ることをお勧めしています。」
③ Q社長:「うちは零細企業だから、労基法なんて守っていたら会社が潰れてしまう」
社労士:「そういう気持ちはよく分かります。でも本当のところ社長も正しく労基法を知らない
のではないですか。実際に社長の会社の労働条件を教えてください。」
少し間があって
④ Q社長:「実は、友人の会社に監督署が入ったと聞いて、自分も不安になってしまった。
苦労して創った会社を守りたいのです。」
社労士:「苦労して会社を創ったのですね。私も一事業者としてお気持ちは分かります。
何か従業員とトラブルになったことは無かったですか。」
⑤ Q社長:「会社の仕事のことで、従業員が感情的になっていたので今日は帰りなさい。
と落ち着かせるために言ったら、次の日から会社に来なくなった従業員がいた。」
社労士:「それは大変だったでしょう。」
⑥ Q社長:「そうそう、それ以来かな?他の従業員に就業規則を見せてほしいと言われる
回数が増えたのも。」
社労士:「そうなんですね。従業員の方も安心して働くためにも必要なものです。
もちろんトラブル防止や会社を守るという面もあります。
それ以上に職場の環境を考えて整備することにつながります。」
⑦ Q社長:「労働時間も法律に合っているのか?割増賃金も固定で払っていたのだけれど・・・
何から手をつけたらいいのか?よく分からないのだけれど。」
社労士:「大丈夫です。手順をふんで一つ一つ解決して行きましょう。」
と言うように、実際何から手を施して行けばいいのか?が
分からないでお困りではないでしょうか!
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