中小企業の労務管理

 

中小企業に適した「やさしい労務管理」の取り組み方

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            労務監査という言葉を聞いたことがありますか?  
 会計の監査を真っ先に思い浮かべますが、企業のコンプライアンス・倫理性などが求められる、「人的な側面を評価する監査」のことをさします。

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               「やさしい労務管理」の取り組む前に

   中小企業ではちょっとしたリスクで、倒産する場合があります。

 (例えば)

 (1) アルバイトがアイスを入れるケースに入ってふざけている画像を

     ツイッターに投稿した。

 (2) 食品の偽造(産地名)の改ざんなどで取引先の信用を失った。

 (3) 未払いの残業代を請求されて、◎千万円も支払うことになった。

   どれも実際に起こった出来事です。

 

   自分の会社では絶対に起こらないと、言い切れることではありません。

   感覚が敏感な経営者の方は、先手を打ってそのリスクを減らそうとします。

 

    上記のような例から、自分の会社で起こった場合にどうするのか?

    

    そこからスタートです!

    それが、「やさしい労務管理」の取り組み方へとつながるのです。

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         これからの時代の 「会社を守る労務管理」

 自分の会社は、上場などめざしている訳ではないから、労務監査のような上場審査の必要はない。

 今の労務管理で十分だと考えていると会社を守れない時代となっています。

          せめてこれだけはと考えて労務管理すること

             それが、「やさしい労務管理」です。

 【入口が大切】

 (1) 採用時のあり方の見直し 

    (伸びている会社の社長はここを大切にしています。規模が小さい時から

     自社に必要な人材をしっかりと見極める基準を持つことが大切です。)

 

 (2) 契約意識を持って、雇用契約書・雇入通知書の中身の見直し

    (正社員だけでなく、パート、アルバイトの契約の中身をしっかりとすることで

     きっちりとしている会社なのかどうかが判断されます。)

 

 (3) 社会保険料・残業代など年間トータルの人件費を考えて売り上げの計画

     を立てる。

    (社会保険料と残業代の未払いは、中小企業の一番のリスクです。

     労働時間の管理を徹底し、利益につなげているかの見極めが大切。)

 

 【社内整備】

 (4) 社内のルール作りとどのように従業員のモチベーションアップに繋げるか?

    (賃金の手当の見直し、的確な評価制度など会社の利益につなげる仕組み

     を考えて社長のいいなりだけでなく、会社を発展させる人材の活用。)

 

 (5) 会社の成長と同時に、中核となる人員の育成と教育

    (正社員だけではなく、パート、アルバイトも責任とそれに伴うインセンティブ

     を与えて、仕事のやりがいを与える。)

 

 【出口の整備】

 (6) 労務トラブルの多くは、退職トラブルです。

    (例えば 店長などには、決して「明日から来なくてよい」などと従業員にいっ

     てはいけないなど 常に注意喚起が必要です。)

 

 (7) 言ってはいけないこと、やってはいけないことを整理して伝えることが

    会社を守る上で重要です。

    (突然辞めた従業員から、未払いの残業代で訴えられるというリスクがあ

     ります。)

 

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 【最後に】

  中小企業では、現実的にまだまだ難しい場合もあります。

  例えば 長時間の労働時間に関しても1日15分から時短を試みる

  ことで数年かけて1時間は削減することも出来ます。

   まずは、「やる」と決めること!決めた会社は成功します。

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